台風も過ぎ去って今日は天気が良いですね。
本日ご紹介するのはSTABILIZER GNZ 0-08 CLASSIC STRAIGHT 。
生機の生地を使い本当の意味での生デニムのご紹介です。
生機とは織り上がった状態のままの生地の事をいい、このデニムは加工を施されておりません。
従来のスタビライザージーンズのデニムはサンフォライズ、いわゆる防縮加工がされているので、今までのとはまた違った雰囲気や縮み方をします。
今までの物とは違い、このように生機特有の毛羽立ちが見られ、この生地にしかない風合いとなります。
twelveではこの生機のデニムのみ、縮みを考え31インチからのセレクトとなっています。
この生地を一回洗って頂くと約2インチ相当の縮みが出ますので、
31インチ＝29インチ
32インチ＝30インチ
という計算になりますので、従来スタビライザーのデニムをご愛用の方は、自分の履いているサイズと照らし合わせ、プラス2インチを選んで頂ければ問題ないかと思います。
それでは本日は0-08 CLASSIC STRAIGHTをご紹介します。
STABILIZER GNZ 0-08 CLASSIC STRAIGHT
スタビライザージーンズの中ではやや太めのシルエットの品番は、1950～1960年代頃に見られるクラシックなストレート。合わせる服を選ばず定番的に履いて頂けるシルエットです。太めとは言え野暮ったさはなく、スッキリしたシルエットとなります。
このサンプルは自分の私物でして、少し一週間程ですが履き込んだ物になります。家の中でもずっと履いていました。
生機のデニムは履き心地が良く、ザラつきがあるような履き心地なのでデニムが好きな方は気に入ってもらえるかと思います。
このように本人のクセを忠実に表現してくれるシワの付き方はこのデニム特有の物。
少し見づらいかもしれませんが、セルヴィッチの色はベージュの糸を使っています。
膝裏のアタリ、蜂の巣と呼ばれる部分も綺麗にシワが入っています。
先日シードイットベストを着用時に履いていたのもこのデニムになります。
私物の古着×BROWN by 2-tacs seed it vest×STABILIZER GNZ 0-08 CLASSIC STRAIGHT×Honor gathering / real italian Vachetta leather lace-up boots
身長168㎝ 51kg ベストフリーサイズ、パンツ31×32、サイズ着用
一回洗って頂くと、このように少し青みが増すような色合いになります。手前がノンウォッシュ、奥がワンウォッシュになります。
如何でしょうか。本来のデニムの姿を感じさせてくれるこのスタビライザーのデニム。洗うと生地は捻じれ、セルヴィッチが巻きこむようになるのもこの生機の良い所かと。パッと見ただけで良い生地だと解ります。
この生機のデニムを履いてもらい、生機のデニムの姿や良さを実感してもらう事により、本当のデニムの姿とは何なのか、感じて頂ければ幸いです。
すると次は本藍染とは何なのか、興味が出てくるかもしれません。
次回はSTABILIZER GNZ model:0-16 CLASSIC TIGHT STRAIGHTをご紹介しようかと思います。
twelve 家久来
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